退職後も傷病手当金を受け取れる条件

公開:2026年9月30日/制度の内容は2026年9月30日時点で公的機関の情報を確認

傷病手当金は、病気やケガで働けない期間の生活を支える健康保険の制度です。 一定の条件を満たしていれば、退職したあとも受け取り続けることができます(資格喪失後の継続給付)。

傷病手当金の基本

在職中に傷病手当金が支給されるのは、次の4つをすべて満たすときです。

1日あたりの金額は、支給開始日以前12か月の標準報酬月額の平均を30で割った額の3分の2が目安です。 支給期間は、支給を開始した日から通算して1年6か月です。

退職後も受け取るための条件

退職後も継続して受け取るには、次の条件をすべて満たしている必要があります。

退職日の過ごし方で対象外になることがある

退職日に出勤すると、「退職日に働けない状態だった」という条件を満たさなくなります。 引き継ぎやあいさつのためであっても、退職日に働くと退職後の継続給付は受けられません。

失業保険との関係

傷病手当金と失業保険(雇用保険の基本手当)は、同時には受け取れません。 失業保険は「働ける状態」が前提のためです。 働けない期間は傷病手当金を受け取り、そのあいだに失業保険の受給期間を延長(最長3年)しておき、 働けるようになってから失業保険に切り替えるのが基本的な流れです。

注意しておきたいこと

自分の場合は?

傷病手当金の継続給付は、退職日より前に条件がそろっているかどうかで決まります。 退職日を過ぎてからでは取り返せない条件が多いため、在職中のうちに、自分が対象になりそうかを確認しておくことが大切です。

自分が対象になる制度を確認する

失業保険のほかに、退職前後で確認しておきたい制度があります。
支給を決めるのはハローワークと健康保険の保険者です。

退職後に受け取れるお金を見る

参考(一次情報)

※ 本記事は制度の一般的な説明です。支給の可否・金額・期間は、加入している健康保険の保険者の判断によります。